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昨日、平成２４年７月３０日は明治天皇が崩御されてから百年にあたります。
当宮においても、午前10時より明治天皇百年奉告祭を中祭式にて斎行致しました。

 

明治天皇は、明治４５年（１９１２）７月３０日午前０時４３分に崩御され
直ちに皇太子嘉仁親王が践祚（せんそ）し、その日の内に「大正」と改元されました。
大喪儀は大正元年９月１３日青山練兵場（現在の神宮外苑）で厳粛の裡に行われ、
翌９月１４日に京都の伏見桃山陵に奉葬されました。

 

今上陛下御製
今の世の国の基の築かれし明治の御代を尊みしのぶ　（平成２年）
 

明治の御代は、今の日本の礎となっています。
政治・経済をはじめとする国のあらゆる制度が整えられ、神社制度についても、
幾多の変遷を経ながら、その礎と精神を受け継ぎ今日に至っております。

 

明治天皇御製
・わがくには神のすゑなり神まつる昔のてぶりわするなよゆめ　
・とこしへに国まもります天地の神のまつりをおろそかにすな

 

明治天皇は、御生涯に約１０万首もの御製を詠まれたことでも知られています。
 

１００年後の今、私たちが忘れている何かを教えていただいているように感じます。
改めてこの節目の年に、明治天皇の思いを考えられてはいかがでしょうか・・・