ブログトップページ > ブログ 一覧へ戻る元服式斎行2010-01-01 本日午前10時より元服式を斎行いたしました。 古く我が国の名家では「元服」、または「初冠」という男子15歳で前髪を落とし、 烏帽子を初めてかぶる成人の祝儀が行われていました。戦後20歳の成人式が 制定されてこの風潮は廃れてまいりましたが、中学教育をおえようとするこの年頃は 今日でも一生通じて最も心身の成長著しく特に情操の多様化と精神の確立は、 この時期に始まります。遠い祖先たちの秘やかな祈りが偲ばれる事柄であります。 宮崎神宮ではこの祖先の遺風を継ぐとともに、御祭神神武天皇が15歳で立太子を 行わせられた故事にのっとり本宮前に元服の誓いをたてるのであります。 加冠の儀の前に、麻ひもを解きます。烏帽子親より冠をつけてもらいます(加冠の儀)父母より剣を賜ります(賜剣の儀)誓詞奏上本年は神武館道場の門下生6名が参列いたしました 気持ちを新たに益々のご活躍をお祈りいたします