宮﨑神宮のホームページ

去る８月３、４日、末社五所稲荷神社夏祭を斎行致しました。

 

 

五所稲荷神社は、当宮二ノ鳥居東側に鎮座されます。

 

 

昭和４３年奉製のお神輿

 

今年もたくさんの絵燈籠を、地域の小学生にご奉納いただきました。

 

 

神宮東地区と神宮西地区をそれぞれ渡御されました。

 

 

お兄ちゃんと一緒に頑張って歩きました！

 

祭は地域によって特色は異なりますが、神輿に神様がお遷りになり地域を廻られ、この暑い季節を無事に乗り越えられるよう祈るものであります。

 

五所稲荷神社は、花ヶ島町神宮東町等の鎮守様であった事代主神をはじめ七柱のご祭神を併せ祀っていますが、昔その土地の鎮守様であった時には部落の人々によって夏祭が斎行されていました。

 

それが何時しか絶えて久しかったので、何とかこれを復興したいと地区住民が熱望し、昭和１３年旧６月２４日に復興され、今年で７８年目を迎えました。

この時は７月２０日に宵祭斎行。午後６時禰宜以下奉仕祭典を終えて引き続いて神楽、饌供授与があり、福引夜市等も興をそえ、夜１１時頃まで参拝者が続き神苑には賑わったそうです。翌２１日午前１０時に本祭があり直会を行ったようです。

平成７年までは「歌と踊りの夕べ」として、宵祭時には神社目広場に仮設舞台が設置され、町内の腕自慢、のど自慢多数が参加して民謡や踊りが奉納され、浴衣姿の親子づれ等で夜遅くまで賑わっていました。

 

宵祭が中断された経緯は定かではありませんが、またいつの日かお神輿を終えた後に、地域の住民が集い賑わい、子供達にとっても夏の夜の思いでの一コマとなるような、そんなお稲荷さんのお祭りになれば大変嬉しく思います。

 

明日は、暦の上では早くも立秋。

まだまだ暑い日が続きますが、ご自愛の上健やかにお過ごしいただきすよう

ご祈念申し上げます。

 

最後になりますが、ご協力賜りました関係各位に衷心より厚く御礼申し上げます。