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よいお年を
2016-12-30
本年も残すところ１日。
当宮では連日、年末の祭典、正月の準備等々慌ただしい日が続いております。
さて、御陰をもちまして本年も１０月２６日の例祭、その後の御神幸祭（神武さま）、
さらには節目の祭典であった、４月３日の神武天皇二千六百年祭をはじめとして
年間の祭典を恙なく斎行することができております。
いよいよ明日の摂末社歳末祭、古神符焼納祭、大祓式、除夜祭を
残すのみとなりました。
先のブログでもご報告致しましたが、本年４月に発生した熊本地震では、
多くの氏神さまの社殿が倒壊するなど多大な被害がもたらされました。
神社の祭典は、例年そう大きく変わるものではありませんが、
やはり古より受け継がれてきた祭が、大神様の御神徳はもとより皆様のご芳志により、
例年通り斎行できますことは本当に有難いことであります。
神社の祭典に限らず、やはり我々は何気ない日常におきましても感謝の気持ちを
忘れてはならないのです。
常にその心を持ち続けることは中々できることではありませんが、
節目である１日、１月、１年の始めと終わりには、特に強く感じていだければと
思います。
この１年、皆様にとりまして如何なる年であったでしょうか。
各々に思うところはあると思いますが、氏神さま、自然、有縁無縁の多くの人々等に
深く感謝申し上げ、恙なく越年していただければと思います。
最後になりますが、本年も当宮のことにつきましてご高配を賜りましたこと
衷心より厚く御礼申し上げます。
紀元二六七七年、平成丁酉二十九年が皆様にとりまして、幸多き素晴らしい年と
なりますことを心からご祈念申し上げます。
来年もどうぞ宜しくお願い致します。
