宮﨑神宮のホームページ

９月に入り秋を感じる涼しい日が続いていたが、
昨日より夏に戻ったような蒸し暑い日となった。

本日も昨日からの蒸し暑さが抜けきらず、さらには快晴のち土砂降り、
のち快晴、のち土砂降りといった妙な気候となった。

そんな中、宮崎市下北方町に鎮座する当宮摂社である皇宮神社にて
奉献奉告祭が斎行された。

奉献品は柿の葉寿司。

柿の葉寿司と言えば、神武天皇ゆかりの地である奈良県をはじめ大和地方の
名物であり、一見宮崎では馴染みが薄いように思われる。
では何故に？？？

以前、下北方町には「葉隠しの柿」という、その名称の如く
葉を覆い隠すほど実がなる柿の木があったそうだ。
しかしながら、この柿は渋柿であった為、その多くが伐採されたそうである。

現在は数本が残るのみとなったそうだが、大宮地区地域興しの一環として
この葉を使い柿の葉寿司を作ることとなり、さらにお米は地元の「池内米」、
魚も地元の鮮魚店が仕入れたものを使用するとのことである。

 

今回、神武さまもお召し上がりになった「柿の葉寿司」
機会がございましたら、是非ご賞味してみては如何でしょうか。

 

最後になりますが、今回の試みが地域発展の一助となりますことを

心からご祈念申し上げます。

 

追記

平成２９年９月１７日（日）に下北方自治公民館において

「景清伝説と葉隠し柿の里フェスタ」が開催されます。

 

お繰り合わせの上、足を運ばれてください。