ブログ
8月参拝餅
2010-08-01
今月の参拝餅は「八朔」でした。
八朔(はっさく)とは、八月朔日の略で、旧暦の8月1日のことです。
この頃、早稲の穂が実るので、農民の間で初穂を恩人などに贈る風習が古くから
あったそうです。このことから、田の実の節句ともいい、「たのみ」を「頼み」にかけ、
武家や公家の間でも、日頃お世話になっている人に、その恩を感謝する意味で贈り物を
するようになったそうです。
「神様にお供えする物やお金の熨斗には、何と書けばいいんですか?」と聞かれます。
この際は、主に初穂や初穂料と書きます。
最近では、祈願を受ける際に初穂料を熨斗に包まれてこられる方は、残念ながら
ほとんど見かけません。
結婚式等では、お祝いを熨斗に包んでいますが、祈願となると・・・不思議なものです。
あらためて、古きよき日本の文化について、考えてみてはいかがでしょうか。
羊羹の上に白餡のそぼろが、のっていました!