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あしひとつあがりのみや
2016-09-07
先月の事ですが、大分へ家族旅行のとある神社をお参りさせていただきました。
入口鳥居
神門
御社殿
その神社は大分県宇佐市安心院町妻垣字大門に鎮座される妻垣神社。
(詳細はこちら)
古事記中つ卷 神武天皇 1東征
故、豐國の宇沙に到りましし時、その土人、名は宇沙都比古、宇沙都比賣の二人、
足一騰宮を作りて、大御饗獻りき。
故、豐國の宇沙に到りましし時、その土人、名は宇沙都比古、宇沙都比賣の二人、
足一騰宮を作りて、大御饗獻りき。
妻垣の地は、我が国最古の歴史書「古事記」、「日本書紀」にも神武天皇がこの地に立ち寄られたことが記されています。神武東征のおり、宇佐国造の祖、宇佐津彦命と宇佐津姫命の兄妹がお迎えし、足一騰宮を建てて歓待申し上げたそうです。
神武天皇がこの地に滞在なさったおり天皇自ら祭祀を行われ、母后玉依姫命を、
共鑰山(別名 妻垣山)にお祀りし、そこを「足一騰宮(あしひとつあがりのみや)」と
名付けられたそうです。
ちなみに昭和15年、我が国建国より2600年の際に紀元二千六百年奉祝会より
大分県にて神武天皇ゆかりの聖蹟として顕彰されたのは、
宇佐神宮の境域内であります。
菟狹(うさ)推考地 大分県宇佐郡
神武天皇甲寅年冬舟師ヲ師ヰテ筑紫國菟狹ニ至リ給ヘリ聖蹟ハ
神武天皇甲寅年冬舟師ヲ師ヰテ筑紫國菟狹ニ至リ給ヘリ聖蹟ハ
此ノ地方ナリト推セラル
このように全国各地に神武天皇ゆかりの地があり、それぞれが地域住民に守られ
今日まで継承され、神武天皇御降誕の地であります宮崎県にも数多く存在します。
本年は、神武天皇崩御より2600年の節目の年。
是非お近くの神武天皇ゆかりの神社をお参りされては如何でしょうか・・・