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時季?時期?
2016-11-18
我が国では古くから男女児が3歳になれば髪置き、男児5歳になれば袴着、
女児7歳になると帯解き、と云って七五三詣として氏神さまにお参りし、
お祝いしてきました。
境内は11月15日に限らず、連日七五三詣でのご家族で賑わっています。
 
 
本年のピークは、11月13日(日)大安の日でした。
 
数年前から設置している2ヵ所の撮影所には、長蛇の列ができました。
 
最近の傾向を見ると、七五三詣の様子に変化があるようです。
 
9月の七五三詣は、平成23年までは平均して10件にも満たなかったのですが、
平成24年より徐々に増え、現在では60件ほどございます。
 
また総数の1割にも満たなかった10月のお参りは、平成23年から倍増し、
現在では総数の約2割を占める件数となっています。
 
さらに11月は、平成24年までは約2割弱であった平日のお参りが徐々に増え、
平成25年からは平均すると約3割を超える件数となっています。
 
以前はそのほとんどが11月に集中しており、深秋の清い気が境内に満ちる季節の
風物詩でしたが、今年の11月15日は日中の気温が25℃を超える夏日となったり、
お参りの日が早まったりと、季節感が徐々に失われ少々寂しい気も致します。
 
温暖化等の地球を取り巻く環境の変化や、世の中の大きな流れの中にあって、
致し方ない事なのかもしれませんが、
七五三の時季?七五三の時期?
どちらが適切なのか分からなくなるものです。
 
ともあれ、温かい親の愛情の手に引かれて、お子様が氏神さまにお参りする姿は、
日本ならではの微笑ましい光景であります。
 
 
最後になりますが、三つ児の魂百まで、とのことわざもありますように、
3歳はもちろん5歳、7歳の重要な節目の歳を目出度く迎えられましたこと、
心からお祝い申し上げます。
 
これからも大神様のご加護のもと、健やかな成長を心よりご祈念申し上げます。
宮﨑神宮
〒880-0053
宮崎県宮崎市神宮2丁目4-1
TEL.0985-27-4004
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