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まつりの秋
2017-10-03
社務所前のキンモクセイの香りがただよい始めた。
宮崎神宮で秋の訪れを告げるもののひとつである。
読書の秋、食欲の秋・・・云々。
秋という季節が日本人にとって過ごしやすいことが分かる。
秋という季節が日本人にとって過ごしやすいことが分かる。
さらには、スポーツの秋。
数日前、息子の運動会に小学校へ足を運んだ。
親となったせいか、ただ単に年をとったせいか、息子は当然のことながら、
子供達のかけっこにダンスにと何事にも懸命に取り組む姿は、見ていて
非常に清々しく、感動を覚えるのである。
数日前、息子の運動会に小学校へ足を運んだ。
親となったせいか、ただ単に年をとったせいか、息子は当然のことながら、
子供達のかけっこにダンスにと何事にも懸命に取り組む姿は、見ていて
非常に清々しく、感動を覚えるのである。
ところで、この季節は神社で言えば、実りの秋、つまりは祭の秋である。
県内はもとより全国津々浦々の氏神さまにおいて、五穀豊穣を祝う
祭が斎行される。
県内はもとより全国津々浦々の氏神さまにおいて、五穀豊穣を祝う
祭が斎行される。
当宮においても、一年で最も重要な祭の一つである例祭をはじめとして
神武さまの名で親しまれている御神幸祭が斎行される。
神武さまの名で親しまれている御神幸祭が斎行される。
先月末より御神幸行列の露祓いを務める獅子の練習も始まり、
浄闇の境内には太鼓や笛の音が響き渡っている。
この練習も当初は静かに行われているように見受けられるが、日が近づくにつれ
活気をおび、祭に対する盛り上がりを肌で感じることができる。
浄闇の境内には太鼓や笛の音が響き渡っている。
この練習も当初は静かに行われているように見受けられるが、日が近づくにつれ
活気をおび、祭に対する盛り上がりを肌で感じることができる。
当宮の御神幸祭は、大変有難くも宮崎県民の皆様の熱意に支えられながら、
時代の変遷と共に発展してきた。
しかしながら、多くの神社で祭の縮小や中断を耳にする昨今。
その要因は過疎化、人口減少、少子高齢化等々、多岐にわたる。
時代の変遷と共に発展してきた。
しかしながら、多くの神社で祭の縮小や中断を耳にする昨今。
その要因は過疎化、人口減少、少子高齢化等々、多岐にわたる。
地域とともにある神社が、何を求められているのか、神社として如何なる貢献が
可能なのかを考え、次世代へと繋げていくことが中今を生きる我々の使命だと
改めて感じる昨今である。
最後になりますが、各氏神さまの秋祭が多くの方々のお力添えをいただきながら、
賑々しく斎行されますことを心からご祈念申し上げます。