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ブログ

ハジメニモトヅキ
2018-01-10
年が明ける数分前、宮崎神宮ご社殿から少し離れた場所にあるお社に足を運んだ。
ここ数年は勤務の都合上、この場所で私は新年を迎える。
 
午前0時が目前になると、参道を埋めつくす初詣を待ちわびる参拝者の中から
毎年決まってどこからともなくカウントダウンが始まる。
10,9、8・・・・
始めは数名の声だが、その声は一人また一人と増え大きくなる。
そしてついに、3、2、1!
午前0時とともに、境内は大きな歓声とともに「おめでとう」の声に包まれた。
 
いよいよ新しい年の始まりだ。
 
そのお社でのおつとめを終え、ご社殿前に足を運ぶと
 
拝所前には長蛇の列。
 
初の試みとして、獅子による祓いも行われた。
 
 
青年さん達はさっそく午前1時30分から新春の禊。
 
そして夜が明け、午前6時から今年最初の祭である歳旦祭を滞りなく終えた。
 
初日を浴びるご社殿。
 
 
 
本年も多くのご奉献をいただきました。
 
 
日向学院高校2年 押川瑞季さんによる揮毫。
(第46回奉納新年揮毫作品展宮崎神宮宮司賞受賞者※高校の部)
 
 
干支絵馬奉納 宮崎大宮高校美術部
 
 
 
 
2、3日に行われた新春奉納芸能。
 
寒い日が続いたが、3ヶ日で約265,000人のご参拝をいただき、予定されていた
祭典を始め諸行事を滞りなく納めることができた。
 
さて、本年は天皇親政という原点回帰の下、我が国の近代化を図るという大転換で
あった明治維新より150年である。
明治維新の指針は、慶応3年に発せられた王政復古の大号令に
「諸事神武創業ノ始ニ原キ」
とあるように、当宮御祭神の初代神武天皇の建国の精神に基づくものである。
 
また、平成30年という節目、さらに明年には御代替わりも予定されている。
どの世界においてもそうだと思うが、何かしらの節目には原点に立ち返り
それまでの歴史を振り返るものだ。
我が国においても、時代の節目ごとに建国の原点に立ち返ってきた歴史があり、
そういう意味からも、本年は神武天皇をお祀りする当宮にとって大きな役割を
担う年となると考えるのである。
 
祭祀の厳修、様々な活動を通して、来るべき秋には日本全国が初詣さながらの
祝意の声に包まれるよう奉祝の機運を高めるべく努めて参りたい。
 
最後になりますが、本年が皆様にとりまして幸多き年となりますよう
心からご祈念申し上げます。
 
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
宮﨑神宮
〒880-0053
宮崎県宮崎市神宮2丁目4-1
TEL.0985-27-4004
FAX.0985-27-4030
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