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昭和の日(昭和天皇誕生日)
2011-04-29
本日、午前10時より昭和祭を斎行致しました。
 
昭和天皇誕生日は、平成元年に「みどりの日」として祝日となりましたが、その趣旨は
昭和の時代を顧みるにはほど遠いものでした。
そのため、多くの国民の要望をうけて、平成17年に昭和の日に改正されました。
 
昭和天皇には宮崎神宮に5回御参拝頂いております。
せっかくですので、その時の様子をお伝えしたいと思います。
 
 養正 第6号 ~昭和48年5月1日発刊より~
 
天皇皇后両陛下御参拝記
 
第24回全国植樹祭に御臨席になる天皇皇后両陛下には4月6日13時05分宮崎空港御着、宮司(甲斐武教宮司)は伺候して入江待従長より幣帛料を拝受して帰宮、宮司以下神職一同参籠して明日の奉仕に専念した。
 
4月7日花ぐもりの絶好の行幸啓日和、神域清浄の中に9時宮司以下今日の栄光に感激しつつ修祓して昇殿幣帛料幣饌料を大前に奉奠して臨時大祭を斎行して奉迎の位置につく。特別奉迎者神門内外に堵列してお待ちする程に10時11分御料車は表参道より進入授与所前にて甲斐宮司は奉迎して御先導。両陛下には特別奉迎者の前に進ませ給いつつやさしく会釈あり。御昇殿の後御玉串を奉奠あらせられ恭々しく御参拝あらせらる。敬神崇祖躬を以て国民に範をお示し遊ばされし御聖徳を偲び奉り只々感激の極であった。
 
御降殿の砌甲斐宮司は天皇陛下が皇太子殿下の御時御手植遊ばされた「おがたまの樹」をお示し申し上げた処感一入深き御模様を拝し特に皇后陛下は「よくこそ大きく育った事よ」とお言葉を拝した。
 
歓喜の涙に日の丸の旗を力一ぱい打ち振る奉送者の万歳の声が神苑にこだまする内に10時21分御召車に乗車遊ばされつつにこやかに宮崎県護国神社に向かわせ給うた。
 
 
3月11日に東日本大震災の発生により、日本は大変な状況にあり、復興に向けて動きだしております。
 
激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたし、
昭和天皇とともにあった時代を見つめ直してみてはいかがでしょうか・・・。
 
昭和天皇御手植の「おがたまの樹」 於本殿西側
大正9年3月29日に植樹されました。
宮﨑神宮
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