宮﨑神宮のホームページ

本年をもって戦後66年が過ぎました。
当時のこの日の状況は如何なるものかと思い、昭和20年の当宮の日誌を読むと

次の通り記載されていました。
 

昭和二十年八月十五日正午　前古未曾有ノ大詔玉音放送アリ
 

一億銘記スベシ本日正午ラヂオヲ通ジ醜敵米英蘇支連合國ニ對シ天皇ノ御聖断ニ

依リ講和申入ラレタル旨ノ詔書並ニ鈴木總理大臣ノ特別放送アリ停電ノ為直接聴取

出来ザルモ午後三時縣ヨリ眞ナルコトヲ内報サレ一同血涙ヲ呑ム
即刻出勤者全員集合宮司殿ヨリ神社人トシテ特ニ冷静寡黙ヲ守リ局面ノ推移ヲ凝視

シ軽擧妄動ヲ慎シムベキコトヲ訓示サル

 

「血涙ヲ呑ム」とありますように如何なる心情であったか分かります。

 

本年も靖国神社を始め全国各地の護国神社では国難に際し尊き御命を捧げられた

英霊をお慰め申し上げる御霊祭が斎行されております。

 

今の日本があるのは、英霊達の御蔭であることを私達は決して忘れてはなりません。

 

謹んでお御霊の安らかならんことをお祈り申し上げます・・・