人生儀礼の祭

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人生儀礼の祭

2012-01-10

昨日、午前9時より元服式を斎行いたしました。

古く我が国の名家では「元服」、または「初冠」という男子１５歳で前髪を落とし、
烏帽子を初めてかぶる成人の祝儀が行われていました。

宮崎神宮では、毎年成人の日に御祭神神武天皇が１５歳で立太子を行わせられた
故事にのっとり本宮前に元服の誓いをたてるのであります。

誓詞
謹みて宮崎神宮の御前にお誓い申し上げます
生れ出でてより父母の篤き養育によりて喪なく事なく十五歳を迎へて
今日平成24年1月9日の吉日に烏帽子親　　後見のもと元服式を挙げ得るは
尊き御神慮によることと悦び奉り今より後は神を敬い祖先を崇め
かりそめにも誠の道に悖ることなく重き責務を心に刻み大き希望を胸に懐きて
正しきを養ひつつ世の真人と生い立ちて社会の為人類の為に奉仕り
大神の広き厚き御恩頼に感謝び奉らくと元服者　　謹みてお誓い申上げます

また昨日は、午前10時より成人祭も斎行致しました。
本年宮崎県では、男性5,345名、女性5,470名、合計10,815名の方が
成人となられたそうです。おめでとうございます。

数字をみて思いますが、男性、女性がほぼ同数。
これも子孫繁栄の為に、神様の為せる業でしょうね・・・