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古事記編纂1300年
2012-02-23
昨日、午前9時より宮崎県神社庁主催により南九州大学教授・矢口裕康先生、
宮崎看護大学准教授・大舘真晴先生にお越しいただき古事記研修会が開催
されました。
県内神職、総代等、約130名の参加とのことでした。

 
古事記は、712年に稗田阿礼(ひえだのあれ)の誦習したものを
太安万侶(おおのやすまろ)が執筆したもので三巻(上・中・下)で
構成されています。

平成24年は古事記編纂1300年にあたり、各地で様々な行事が催されています。
 
宮崎の地は、古事記では「朝日の直刺す国、夕日の日照る国ぞ」と記されているなど、
神話の多い所です。日向神話は、上巻の巻末部分に記されており、神代と人代を
つなぐ重要な部分にあたります。
 
古事記と神道は非常に関わりが深いものです。

節目の年にあたりますので、もちろん古事記を読まれるのもいいでしょうが、
お近くの神社を参拝されたり、まずは身近なところから神話に触れてみては
いかがでしょうか・・・
 
 
 「宮崎の宮」 画・平澤定人(宮崎神宮所蔵)
 
当神宮のご祭神神武天皇が皇兄である五瀬命、三毛入野命、稲飯命等と、
ご東遷に向けた軍議を練っている様子が写実的に描かれています。
この絵が制作されたのは昭和18年。宮崎神宮に参籠し精進潔斎を重ね丹精に
この大作を描き上げられました。時あたかも大東亜戦争真っ只中でした。
迫り来る悲哀を前に、氏はこの絵に何を込められたのでしょうか・・・
 
現在は社務所の正面玄関に掲げられてあり、この他に「鵜戸の宮居」「海幸山幸」
「逢初川」の奉納があり、参道横休憩所に展示しています。
宮﨑神宮
〒880-0053
宮崎県宮崎市神宮2丁目4-1
TEL.0985-27-4004
FAX.0985-27-4030
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